January 31, 2013

どんな土地でも家は建つ! その2

敷地面積 6.52坪!

商業地域なので

建蔽率が80% 容積率はなんと700%!

この土地をどう料理するか!

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いざ!

その土地を買ってもいいのかの判断は?

希望の土地が見つかった時

人気のある土地の場合は、
不動産屋さんに土地購入の予約をお願いしても、
せいぜい10日~2週間くらいしか待ってくれません。

土地を購入するということは正に「早い者勝ち」なのです。

その10日~2週間の間にあなたが売買契約をしないと
その土地は次に待っている人のものになってしまいます。

つまり、その10日~2週間の間に
設計をする人や建築会社を決めて、
その土地にどんな建物がいくらの予算で建てられるのか、
そして全体の予算計画は大丈夫か、

その他諸々を全て決断して土地の売買契約を
結ばなければならないということです。 

そう、忙しい日々の中で・・・


これらのことが、住宅ローンをつかって、
土地を探して家をつくる・土地を買って家を建てる場合に
一番苦労するところです。

その苦労を少しでも軽くするために、
すこしでもストレスを減らすためにはどうしたらいいのか?

より良い選択をするためには、
先ずは設計や工事を依頼する先を決めてから、
一緒に土地探しをする方が慌てずに冷静な選択ができ、
不動産屋さんや金融機関から急かされて
見切り発車をして失敗することも少なくなります。

はっきりと言わせて頂きます

ほとんどの不動産屋さんが建築のことは素人です。

その土地に建てられる建物の大きさや形
その土地での建築費用は

建築の法律や地盤の状況でも大きく変わってきます。


「え~、この土地では私たちの理想の家はできなかったの~」

なんてことがないように、一緒に土地探しをする
建築のパートナーを見つけておくと

土地を探して家をつくる、土地を買って家を建てるときに
とても安心しながら進めていけます。

January 30, 2013

キッチン・台所から家づくりを考える

あらゆる動物は食べ物からしか栄養を取れない。
人間の身体は食べ物からつくられている。

その何よりも大切な食べ物はキッチン・台所でつくられています。

台所(wikipediaから引用)

語源は平安時代の台盤(食物を載せるための脚付きの台)とも、人間の根幹たる胎盤ともいわれる。

まあ能書きはともかく
家族の健康を支えている美味しいご飯はすべて
このキッチン・台所から産まれます。

そして家の中で一番、使用頻度が高く、使用時間が長いのも
このキッチン・台所(以下、キッチン)です。

キッチンは作業場であると同時に、みんなが自然と集まる場所。

この場所が使う人にとって気もちがよく、清潔で使いやすく、
いつでも綺麗に整理されていると
より一層、ご飯が美味しくできるはずです。

ご飯が美味しいとみんなが笑顔になる。
みんなが笑顔になれば、つくった人も嬉しい。
嬉しいからまた、次も一層美味しくつくろうと思う。

何のために家をつくるのか?

それは家族みんなが笑顔で暮らすため。

キッチン中心の家づくり。
みんなが自然に集まるキッチン。

とっても素敵なことだと思います。

一膳のご飯に感謝感謝です。

さあ、今日の晩御飯は何かな?


参考)
業務用厨房メーカー
「タニコー」の
家庭用ステンレスシステムキッチンを設置した家

リンク→ からっぽの家 

投稿者 asazuma : 12:46 PM

January 29, 2013

決めるために切り捨てる

土地探し、マンション探し、家づくりの依頼先探し。

どこにするかを絞り込むとき

ほとんどの方がまずは、Webで検索してみる。

どこにどういうものがあるのか?
どこはいくらくらいの相場か?
最近のトレンドは?
どこに頼むと失敗しないのか?

等々、思いつくままに検索窓にキーワードを入力する。

膨大な量の情報が、ダァ~っと並んでいる。

さぁ~て、どうしましょ?

とりあえずなんとなく気になった会社のサイトを見てみる。

そると、そのほとんどに

「まずはご希望のエリアと家に対するご希望をお聞かせください」

なんて感じのことが書いてある。

希望のエリアについては
お子様の学区、通勤通学の利便性、日常の暮らし易さなどから
わりと簡単に答えられる。

家についての要望については

床暖はほしい。トイレにはシャワー機能がほしい。お風呂には窓がほしい。
健康素材にもこだわりたい。吹き抜けがほしい。書斎がほしい。
キッチンは・・・。リビングは・・・。

もうばらばらにいくつも思いつく。

すると次には

「優先順位をつけてみてください」
なんて言われる。

絶対に欠かせないもの、あったらいいなと思うもの、出来れば欲しいもの、なくてもいいもの...。

これって、確かに是非やってほしいことではあるけれども
実はコレではなかなか、購入する不動産や家づくりの依頼先の選択肢は絞りけれない。

そこで、私から提案です。

どこにするかを決めるために必要の無い情報はさっさと切り捨てる。

というのはどうでしょうか?

つまり

NGキーワードを決まるとういうことです。

例えば、
幹線道路沿いはダメ。
高層階はダメ。
1階はダメ。
ツーバイフォーはダメ。
戸数が多すぎるのはダメ。
気密構造はダメ。

その他なんでもいいから

コレだけは絶対にNG!

というものを決める。


「そのNGキーワードがあるものはいらないもの」

と切り捨てることが出来る。

必要の無い情報はシャットアウトする。

「う~む、この立地はいいけど、前の道路は車の通りが激しいなぁ~
 でも、日当たりは良さそう。でも、となりの家がこっちにくっついてる。
 ちょっと値段が高すぎるなぁ~。あれ、でも相場くらいかな?
 あれ、水道が入ってないって書いてある。セットバックってなんだ?」

なんて、ほとんどの物件には良いところと悪いところが混在します。

だから、ダラダラと迷って決められない。

そんなときにNGキーワードを決めておくと効果があります。

「あっ、これは前の道路の通行が激しい。だからもう見ない」
と“見ない”ことを決められます。

優先順位を決めるのと同時に是非NGキーワードも考えてみてください。

何かを決めるときにきっと役に立つと思います。

そうすることで、より良い選択がしやすくなる。

January 28, 2013

土地を買って家を建てる

土地を探して家をつくる。
土地を買って家を建てる。

お子様の学区、通勤通学の利便性、日々の暮らし易さ等々を求めて、希望のエリアを限定すると、土地の取得費に予算の多くを注ぎ、思い通りの家をつくるには予算が不足してしまうことがあります。

また逆に、建物の工事費を優先して予算を組むと、希望のエリアでは面積が狭くなったり変形地になってしまう。または希望のエリアからどんどん遠くなってしまうこともあります。

土地の費用を抑えるために希望のエリアを変更するか土地の広さを狭くする。または、建物費用を抑えるために建物を小さくしたりグレードを下げる。

土地を探して家をつくる。土地を買って家を建てるためには、土地と建物の予算配分がとても重要になります。


東京都心、城南地域、城西地域、神奈川湘南地域などにエリアを限定して土地を探して家をつくる・土地を買って家を建てると思うと、土地の費用と建物の費用はとてもアンバランスになってしまうことが頻繁にあります。

しかし、せっかくの家づくりです!

そもそも、自分たちの暮らし方にあう家をつくりたいから、マンションや建売住宅は選択肢から外し、土地を探して家をつくろう・土地を買って家を建てようと決心したのですから、理想の家は絶対に諦めたくないはずです。

ではそのために、先ず何をすればいいのか?

ほとんどの方が家づくりははじめての経験。

その土地は本当に買ってもいいのか?
その土地にはどんな家が建つのか?
予算とスケジュールは大丈夫か?
住宅ローンに必要なものは?無理はないか?

等々、一度に同時にたくさんのことを取捨選択しなくてはなりません。
日々の仕事や育児、家事をこなしながらとても大きなお金が動く選択をしなくてはなりません。

もう頭が噴火してしまうくらいの日々の連続です。

土地を探して家をつくる・土地を買って家を建てることを、少しでもストレスなく成功させるためには、

「誰と一緒につくるか」「我が家の家づくりを誰に頼むか」が最も重要になってきます。

誰と一緒につくるかを決め手から土地探しをはじめると
より良い選択をするためにとても安心していられます。

まずは、家づくりのパートナーを決めてから
様々な条件を整理して土地探しを始めることをおススメします。

January 24, 2013

どんな土地でも家は建つ! その1

すごい土地見つけました~!


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超極小地!

この敷地に家は建つのか?

建築家の皆様

誰かこれにプラン入れられますか~?


注)
・実際に存在する売り地です。
・この挑戦を受けてくれても、設計の依頼するというものではありません。
・匿名での応募でも構いません。
・応募案をサイトにて公開する可能性もあります。

January 22, 2013

下北沢 特選中古一戸建て 情報!

出ました!

特選です!!

この立地条件では滅多に出てきません!

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ご興味のある方は

gisei@asazuma.com

までお気軽にどうぞ!

頭の中、心の中

「おまえ、頭わるいなぁ~!」って言われました。

クライアントの頭の中、心の中の「思い」を
どうもうまく理解できていないようです。

いや、正確には
理解はしているんだけど、それを口に出すと
どうも相手にはうまく伝えることが出来ない。

思っていることを概念化、言語化、図表化する能力。

「思いをカタチに!」をいつも心掛けているつもりでも
まだまだ、力不足を痛感する日々。

精進、精進

January 17, 2013

家づくりの進め方

何か大きなことを始めるとき

全体のイメージはなんとなくわかっているのに
一体何から手をつけていいのかわからないことって
よくあると思います。

家づくりも正に同じ。

いろんなところで「家づくりの流れ」のようなものが
紹介されています。

それらの内容は大体似たようなものです。

その「流れ」を一つひとつ順番に進めていければいいのですが
実際には考えなくてはならないことが
「すべて同時」に頭の中でグルングルンしてしまう。

土地はどうする? 外壁はどうする? トイレはどうする?
ローンは? お風呂は? キッチンは? 税金は?
子供の学校は? 庭は? 下駄箱は? 富士山は見えるか? 
今日のご飯は? 洗濯機は? インターネットは? 本棚は?
イケアにはいつ行く? 明日は雨? ルクルーゼの鍋は?
ガスか電気か? あれ、今日は何曜日? 
・・・?

もう、頭の中がぐちゃぐちゃ!

これを解決する方法はたぶん一つです。

誰と一緒につくるかを決める(誰に頼むかを決める)

一緒に考えてくれる人が見つかれば
一気にいろんなことが動き出します。

先ずは自分がどんな暮らし方をしたいのかを
明確にイメージして

例えば、
「毎日、みんなで楽しく食卓を囲む時間を大切にしたい」とか

なんでもいいです。

新しい家での『暮らし方』をイメージして
誰に頼むかを決めることに専念する。

他の細かいことはその後で考える
何よりも先ずはじめは

「誰に頼むか」

これだと思います。

January 16, 2013

建築家と家をつくる理由

建築家と家をつくることは特別なのか?


『建築家住宅』『デザイナーズハウス』等々
一般雑誌、各種メディアでも頻繁に見聞きするようになって
もう随分と年月が経った様に思います。

しかし、それでも未だに
建築家と家をつくることはごく一部の特別な人たち
というイメージがとても根強く残っています。

それ以前に

「私には注文住宅は無理!」と決め付けている場合も
とても多いようです。

それは何故か?

もっともよく聞くのが
「そんなお金はウチにはない!」というご意見です。

ましてや、
「土地を買って、家をつくる」となると
その考えはより一層強くなるようです。

しかし、しかし!
実際には極々普通の方達が、今こうしている間にも
建築家との家づくりを進めています。


家づくりはいつでも
限られた時間と予算の中で進んでいきます。

その限られたものをどう使うか?

マンションを買う。
建売住宅を買う。
大手住宅メーカーで建てる。
建築家と一緒に考えながらつくる。

どれが一番、自分たちの家づくりに合っているか?

ただそれだけの違いです。

どれが正しい。どれが間違っている。
というものではありません。

だからこそ迷う。
だからこそ悩む。

どの道に進むにしても考えることを止めてはいけないと思います。

せっかくの楽しい家づくりを

「もういいや」
で決めてしまってはほんとうにもったいない。

最後の最後まで
「絶対にいい家をつくりあげる!」
その気もちさえあればどの道に進もうと必ず成功すると思います。

ではその中で、なぜ建築家と家づくりを選ぶ人がいるのか?

それはその人毎に理由は異なるかもしれません。
しかし、その多くは

自分では気がつかないようないい提案がほしい。
言葉にはできない思いを、カタチにしてほしい。

そう思っているのではないでしょうか?