February 22, 2006

家づくり≒2月 とちょっと思った。

なんだが、いろんなものの締め切りが迫っている。

「なに!今月中?!
 後一週回以上あるじゃないか!」

と思ったら、なぜか、28日までしかカレンダーに日付がない。

29、30、31・・・。

たかが2~3日。 されど、2~3日。

この差は大きい。

「家づくり」と「2月」 なんとなく、似ている気がする。

とちょっと思った。

『こんなこと書いてる暇があるなら、早くやることやれ!』

はい、おっしゃるとおーりでございますです。

February 19, 2006

見学会が無事終了しました。

世田谷区下馬での完成見学会が無事に終了いたしました。

昨日、今日と大勢の方にお越し頂きました。

今回、初めてお会いした方も多く、とても楽しい二日間でした。

その出会いを今後も大切にしたいと思います。

この場を借りてお礼申し上げます。

また、今回の見学会を快くお許し頂いたお施主様に

心より感謝いたします。

ありがとうございました。

February 17, 2006

「建築家」を他の職業にたとえる でちょっと思った

建築家を他の職業に置き換えることがよくあるようだ。

「おかかえの・・・」

「かかりつけのドクター」

「行きつけの美容師」

人によって様々のようだ。

では、施主はどうだろうか?
私は、家づくりのシーンにかかわらず、
人は大きく二つに分類することがある。

「相手に任せられる人」 と 「相手を従わせたい人」

タクシーに乗る。

自分
「〇△×まで、お願いします。」

運転手
「どうやって行きますか?」

自分
「・・・・・・・・・」

ここで、
「任せるよ」 というか
「ああ行って、こう行って、あそこを曲がって・・・」

だからなんだと言うことではないのだが。

(もちろん、最初からタクシーに乗らないという選択もある。)

相手を「プロ」と認めるか。
相手を “ な に ” の「プロ」ととらえるのか。

図面をかく“プロ”
希望を叶える“プロ”
考えを読み取る“プロ”
問題解決の“プロ”
監理をする“プロ”
お世辞の“プロ”
よいしょの“プロ”
言いなりになる“プロ”

「建築家を他の職業にたとえると」のその人なりの答えは
自分が何を望むのか?
やはり、すべてのスタートはそこにあるではないだろうか とちょっと思った。

February 14, 2006

建築プロデューサー でちょっと思った

Yahoo!でちょっと検索してみた。

□建築プロデュース    :1,200,000件
□建築プロデューサー  :  792,000件
□住宅プロデュース    :1,070,000件
□住宅プロデューサー  :  567,000件

ひゃー!って感じ。

その中で、 『建築プロデュース会社の功罪』 というのを見つけた。
有り得る話だ。

一つの建物をつくるためには、
20~30の各専門家が集まって行われる。

その専門家たちも、自分の専門以外のことは、深いところまでは分からない。

それを取りまとめるのが、建築家であり、現場の責任者であり、工務店の社長であり
そして、建築プロデューサーであるはずだ。

私は建築の仕事に携わって20年とちょっと。
それでもまだ知らないことがたくさんある。

死ぬまでに、どれだけのことを知り得るのだろう?
おそらくは、100の内の2か3程度なのだろう。
それくらい、建築の世界は底なしに深い。

昨日今日、学校を出た青年ができるほど
建築は甘くはない。

『建築プロデュースって、なんとなく儲かりそうだ。
他人の褌で相撲を取ればいいんだから・・・』
なんて考えではじめる人がいるとしたら
絶対に許せないことだ。

「自分が紹介した人たちが、できないのならば
 最後は自分でやってやる!」

それくらいの覚悟がなければ、
建築プロデュースなんて絶対にやってはいけない。 

とちょっと思った。

February 10, 2006

家 or 住宅  でちょっと思った

日常会話では『家』のことを『家』という。

しかし、それを設計および建築する際には
 
『家』のことを『住宅』という。

どちらが、本来の意味にあっているのだろうか?


  家の原型.jpg


【なりたち】
「宀」(やね)と「豕」(ぶた)とを合わせて、大切な家畜に屋根をかぶせるようすをあらわす。

  住の原型.jpg


【なりたち】
「イ」(ひと)と「主(しゅ)」(ひとところにとまる)とを合わせた字。
人がひとところにじっととどまること。


   宅の原型.jpg

【なりたち】
「宀」(やね)と「乇(たく)」(身を寄せる)とを合わせて、
身体を置いて住むところ、「いえ」をあらわす。

    住宅の原型.jpg

上の説明からすると、

人がひとところにじっととどまって、
身体を置いて住むところ、「いえ」をあらわす。


うーむ、どうやら『住宅』というほうが、
正しいような気がする。  とちょっと思った。

まあ、どちらでもいいのだが、とりあえず2時間かけてエントリーしてみました。

February 7, 2006

見学会のご案内 (申込〆切間近)

見学会 PR web.jpg

詳細 → LINK

投稿者 asazuma : 3:22 PM

February 6, 2006

施主になる でちょっと思ったこと。

「施主になる」とは
「自分の家をつくる」ということである。

しかし、自分で設計したり、工事をしたりするわけではない。

では、施主は何をするのか?

しっかりと「施主」をすればいいのではないか。

『このご家族のために、なんとしてもいいモノをつくるぞ!』
『完成後、このご夫婦の笑顔を見てみたい!』

つくり手にそんな風に感じさせるのも
『 施 主 の 力 』 と言えるのかもしれない。 とちょっと思った。

結局は、“会社” ではなく “人” がつくるのだから・・・。


完成見学会お申し込みの締め切りが迫っています。
ご興味ある方は是非、お早めに!
→ LINK

February 3, 2006

言葉遣い でちょっと思ったこと

次々と新しい言葉が世に出てくる。

oyabin304さんのblogで教えて頂いた
『MY ARCHITECT』 という映画を見に行きたいと思い、
上映映画館のサイトを開いた。

Q-AX

上映時間の下に

【混雑予想】というのがある。
それが面白い。

yoso.gif

これって、話し言葉ではないのだろうか。

以前なら、

「空席あり」「お席に余裕があります」

「やや混雑」「若干の余裕があります」

「混雑」「混雑が予想されます」

なんて書いたのではないだろうか。

「余裕」 とか 「微妙」 というのは
日常会話ではよく使うようになったが
こういうところでも堂々とつかわれるのは、如何なものか?

このサイトをつくった人が
ギャグでやったのか、大真面目でやったのかは
定かではないが、古くからの会社の会議などでは
一発で校正が入りそうだ。

私が、きちんとした日本語を使っているなんてことは
とても言えたものではないが、
言葉遣いがおかしくなっているなあと、ちょっと思ってしまった。

そういえば、先日、若い女性建築家が
「晦日」や「ゴトウ日」ということばを知らなかったのには
少し驚いた。

投稿者 asazuma : 10:52 AM