February 3, 2006
言葉遣い でちょっと思ったこと
次々と新しい言葉が世に出てくる。
oyabin304さんのblogで教えて頂いた
『MY ARCHITECT』 という映画を見に行きたいと思い、
上映映画館のサイトを開いた。
上映時間の下に
【混雑予想】というのがある。
それが面白い。
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これって、話し言葉ではないのだろうか。
以前なら、
「空席あり」「お席に余裕があります」
「やや混雑」「若干の余裕があります」
「混雑」「混雑が予想されます」
なんて書いたのではないだろうか。
「余裕」 とか 「微妙」 というのは
日常会話ではよく使うようになったが
こういうところでも堂々とつかわれるのは、如何なものか?
このサイトをつくった人が
ギャグでやったのか、大真面目でやったのかは
定かではないが、古くからの会社の会議などでは
一発で校正が入りそうだ。
私が、きちんとした日本語を使っているなんてことは
とても言えたものではないが、
言葉遣いがおかしくなっているなあと、ちょっと思ってしまった。
そういえば、先日、若い女性建築家が
「晦日」や「ゴトウ日」ということばを知らなかったのには
少し驚いた。
「微妙」さっきも自分のエントリーで使ってしまいました(^^;)
ちなみに話し言葉としてのそれをそれらしく表現するならば
「微妙」と書くよりも「ビミョー」にした方がもっと「ビミョー」かな?って思います。
そんな壊れた日本語を平然と使ってしまってる私ですが、
最近若者がよく使ってるのでちょっと苦手なのが、
「半端ない」って言葉。
「半端じゃない」「半端ではない」ではなく、
「ハンパない」「ハンパねーよ」みたいな感じなんですよね。
まあ、10代のガキが言ってるのを見るのはどうってことないんですが、
30過ぎたお笑い芸人とかがそれ言ってるの見ると
何だかな~と思ってしまいます。
まあ、誤字脱字大王の私が
『正しい日本語』について、
なんて言える身分ではないのですが…。
ちなみに、私のスタッフも
『ゴトウ日』を知りませんでした。
支払いは銀行振り込みが
当たり前の世の中。
集金に駆け回るなんてことが
なくなった現代では、『ゴトウ日だから』
なんて使うのは、交通情報のお姉さんくらいのものですかね?
