November 18, 2004

13歳のハローワーク

少し前に話題になった村上龍氏が書いた「13歳のハローワーク」を
いまさらですが読みました。
(挿絵が浦沢直樹氏の漫画「モンスター」に出てくる絵本の挿絵と似ているなあと思いました)

まず最初に読んだのは当然のことながら

『建築家』の項目です。

村上氏のよると

建築家--------------------------------------------------------------------
建築のプロフェッショナルとして、建築事業の中心的存在となり、建築物の設計や監理を行う。
現在日本では建築家という職業が明確に認識されていないため、
一級建築士の資格をもっていれば建築家と名乗ることができてしまう。
(私はこんなこと絶対に認めない。認めたくない)
ただし、建築家は人の財産を預かる責任ある仕事であるため、
建築家という新しい資格を設けようとする動きもある。
現状では設計事務所などで実務を学び、1級建築士の資格を所得後、
独立を目指すのが一般的。
(実はこれがちょっと困り物のような気がするが・・・)
建設業全体のマーケットは縮小しているものの、都市を総合なデザインとして見る考え方が
広がってきており、新しい需要の拡大が期待できる。
(本当にそうだろうか?)
建築家には、物事を総合的に見ることのできるバランスのよさが求めれらる。
(これはある部分では共感できる)
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現在の日本では、『建築家』の定義については本当に曖昧です。
他の資料でどう書かれているかは、今後もことあるごとに紹介します。

そのほかですごく気になったのが
『ツアーコンダクター』です。

ツアーコンダクター-----------------------------------------------------------
団体ツアーの始まりから終わりまで旅行客の世話をし、ツアーの全体工程を運営し、
旅行客が満足するように努める。・・・・・

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うん。
これはかなり私の仕事に近い。
目的が 家づくり と 旅行と一見大きく違いように思いますが
普段あまりやらないことを無事に成功させるために特別に雇うという点は
とてもよく似ていると思いました。

まだ全てを読んだわけではありませんが
それにしてもいろんな仕事があるもんだなあと、つくづく驚かされました。

Posted by asazuma at November 18, 2004 12:33 AM