December 16, 2004

建築条件付土地

http://www.teamhappy.jpで書いた続きです。

『建築条件付土地』というものが登場してもうどれくらい経つのだろうか?

私の記憶では、いわゆる土地転がしが頻繁に行われていたバブルのころ
土地に対する重加算税が一気に上がったのを機に始まったように思います。

つまり、土地だけを売ってあんまり儲けてはいけませんよ といものでした。

言い換えると、建物では儲けてもいいよ と受け取れるものでした。

(細かい話は違いますが、そういう風に解釈したのだと思います)

また、不動産業法で
「建築確認が済む前のものは、建売住宅として売ってはいけません」という法律があります。
でも、不動産屋さんは少しでも早く買い手をつけたい!
そこで 『建築条件付き売り地』 というものになるわけです。

では、この条件とは何か?

会社によって多少の違いはあると思いますが、多くは
「土地売買契約締結後、3ヶ月以内に工事契約をウチとしてね!
それがいやならこの土地は売らないよ。」

ね!これってやっぱり建売ですよね。
一歩間違うと 独占禁止法に触れかねないですよね。
また、この条件をはずして とお願いすると
「それなら土地の値段を上げちゃいますよ」となってしまう。

なんだか腹が立ちますよね。

この私の日記を読んで頂いている方々は
おそらく建築家との家づくりをお考えの方だと思いますので
くれぐれも、このわけのわからない条件付の土地は何が何でもお買いにならないように!

不動産屋さんに対しても
「私は絶対に条件付は買わないよ!」とはじめに宣言してください。
それでも条件付を紹介すると思いますが、そこは毅然とした態度で
対峙してください。

もっと詳しく知りたい方は お気軽にお問い合わせください。

Posted by asazuma at December 16, 2004 6:51 PM