February 20, 2007

「大組織」 でちょっと思った。

garaikaさんの「知る人ぞ知る−組織について考える」にTB。
そして、ちょっと思ってしまった。

先日、妻が「食品の裏側」という本を買ってきた。

食品の裏側.jpg

サブタイトルが

「みんな大好き食品添加物」 とある。

なんとなくそそられるタイトルだ。

内容は、以前、日本一の「食品添加物“”」 を目指した筆者が
(注:ご本人はそういう言い方はしていないが私なりに勝手にそう解釈した)

日々仕事に追われ家族で食事をすることが少なかった筆者が
珍しく早めに帰宅して見ると

自分がつくりあげた傑作、「添加物てんこ盛りミートボール」が
なんと我が家の食卓に出されている。

「〇〇ちゃん、このミートボール大好きなのよね〜」と妻、

筆者、愕然!

とっさにその皿を家族から奪うように抱え、

「これは、これだけは食べてはいけない!」

(すこし、デフォルメかな?でもこんな感じだったはず)


本文中にも書かれているが
このようなことはどの業界でも必ずあるのだろう。

もちろん、住宅業界、建築業界にもたくさんある。・・・と思う。

この本を読んでから、
コンビニに行くといろんな食品の“原材料”が気になってしょうがない。
さらに、幼き頃の楽しみの一つ、学校が終わって一旦家に帰り
悪友とともにたむろした「駄菓子屋さん」のおも〜いっきり原色の
食べ物?たち・・・。

『大組織』とは直接の関係はないのだが
なぜか、大組織のつくったものほど
そういう“いけない”モノが多く含まれている気がする。
(隠されているが、日本人の奇形児の出生率は世界トップレベルらしい。
食べ物だけのせいではないことを祈るが・・・)

大量生産、コスト削減、長期保存・・・、全て売る側の理論?

食品同様、建築は人の命を左右するもの。

私は、garaikaさん言うところの「知る人ぞ知る」でありたい。とちょっと思った。

これからも心して励みます。

Posted by asazuma at February 20, 2007 9:51 AM
Comments

TBどうも。

>大組織のつくったものほどそういう“いけない”モノが多く含まれている気がする

これはちょっと偏見入ってますよ。
今回私は小さな組織を弁護しましたが、その小ささをもってして差別するのはヘンだということでして、逆にその大きさをもってして大組織を非難するのもちょっとヘンです。
大組織の場合、それだけ社会的責任が生じるので、不手際や手抜きがあればクローズアップされやすいですが、小さな組織の不始末は目立たないだけであるものですよ。
駄菓子にしたって小さな町工場で合成着色料たっぷり使って作っているなんて例もあります。

いいもの、わるいものを作るのは組織の大小にかかわらない、ということを言いたいのです。
品質が標準化した工業製品は、大組織のほうが効率性を生かして安く高品質なものを供給しやすいのは事実ですし。
家でも、個々のパーツを見ればそうした製品がありますよね。ガラスとか、水栓金具とか。

朝妻さんはすでに「知る人ぞ知る」存在になってきていると思いますよ。幸せな家づくりをさせることができた施主さんを思い浮かべて自信をもってください。

Posted by: garaika at February 20, 2007 11:54 PM

garaikaさんに同意です。
大きい組織、小さい組織論でいうと。良いものを作るかどうかについては、garaikaさんの言う通りだと思います。

しかし、一方で、特に設計・建設関係では、「何かあったときに、資本力があった方が、きちんと対応してくれそう」という視点を忘れてはいけないと思います。

工業化部材を使っていても、原理的に単品生産である建物は、その単品性ゆえに、全く同じクオリティーのものを大量生産できません。【例えば、同じメーカーの同じ品番の住宅だって、職人さんの手が違えば・・・(以下略)】

ゆえに、クオリティーの差、瑕疵の生まれる可能性が、存在しうる。何か発生した時に、大きい名前の会社だったら、逃げることもないだろうし、会社の名前を守るためにもきちんと対応してくれそうだし、施工中に倒産することもないだろうし(それだって最近は分かんないですけどね)、ということになるのではないか、と思います。

そこのところで安心できないと、なかなか小さな組織に建物を依頼するのはなかなか勇気がいる。ということなのかも知れません。と、小さな組織にいる私が言ってていいのかどうかは、また、別の問題ですが。

朝妻さん。本読みました。送って下さってありがとうございます。朝妻さんの真摯な態度、やさしさがにじみ出たよい本だと思いましたよ。何となく続編が読みたくなったのは私だけなんだろうか・・・。

Posted by: あさみ編集長 at February 21, 2007 11:11 AM

「いい家を手に入れたい」と純粋に考えるとき、まっさきに組織の規模によって依頼先を選別するのはどうなんだろう、というのが私の問題提起でした。自由度の大きいくくりでまず考えて、組織の規模のことは少し後に考えてもいいことかなあ、と…。
あさみさんが指摘するように、いざという時の確実性、たしかに組織の大きさと関連はあります。依頼先選びの検討項目として考える必要があります。事実私もたっぷり考えました(笑)。
ただ、私の実家がかつて商売をしていたせいか信用度の高い個人商店はちゃんと存在するということを知っており、ちゃんと選べばそんなに安心感は低くないと思っております。まあ、「ちゃんと選べば」という条件は重要なので、そういう調査作業に自信のない人や、リスク許容度の低い人は結果的に大きな組織に流れやすいかもしれません。

今回のことに関連してちょっと考えたことをエントリに立てることにしました。またしても朝妻さんのいう「○○節、炸裂」だったりして(笑)。

Posted by: garaika at February 22, 2007 12:44 AM

garaikaさん、コメントどうもです。

>これはちょっと偏見入ってますよ。

・・・ですよね。

わたしも大きな組織を全否定するつもりは毛頭ないです。

ある程度の規模がないと出来ないこともたくさんあることは知っています。

そしてその良さも知って十分に知っています。

以後、注意して発言します。

Posted by: asazuma at February 22, 2007 2:51 PM

あさみ編集長
コメントどうもです。

>・・・なかなか小さな組織に建物を依頼するのはなかなか勇気がいる。ということなのかも知れません。

そう!
家づくりって本当に勇気がいることの連続ではないかと、最近ひしひしと感じています。


>何となく続編が読みたくなったのは私だけなんだろうか・・・。

そうです。
編集長だけです。たぶん。

Posted by: asazuma at February 22, 2007 3:00 PM