April 11, 2008
「家づくり物語」 感想文 by Nさん(三重県)
拙書「家づくり物語」への感想文メールを、施主Nさんが書いてくださいました。
このメールを頂いて、アシスタントのyumiが言いました。
「どんなに辛い思いをしたときでも、これを読んだら全部吹っ飛んじゃいますね」
と泣きながら言っていました。
この仕事を続けてきてよかった。
この本を出版してよかった。
と実感できました。
本当はご紹介するのを躊躇いました。
私たちだけの宝にしようと思いました。
でも、もっともっと多くの方に同じような思いをして頂きたいと思い
エントリーすることにしました。
では、施主Nさんの感想文です。
※号泣注意
※文中「PC」とは、プレキャストコンクリートのことです。
※どうだ!うらやましいだろう?!
朝妻さん
おはようございます。
送って頂いた本、昨晩 一気に読んでしまいました。
夢の物語を読んでるようで、引き込まれました。
施主と朝妻さん(Jin)の心というか気持ちを感じる感覚でした。
家って「家族の人生」なんだな・・・
と本を読んで思いました。
「どんな生活が心地よいのか」
カルテの意味がやっとわかりました。
私もずいぶんと盛りだくさんのことを描いたけど、
初めてでわからないから、悔いのないように
全部描くのは、私にはよかったのかもしれません。
その 奥に本当に望んでいることがあるけど、はじめは整理ができない。
造っていくうちに見えてくるものですね。
「欲しい? 必要?と自分に問う」 うーん 家づくり 以外でも
これは人の心の真理なんだろうな・・・
「内装の化粧がない分 大工さんの苦労は大変だった」
ん? 我が家のことかしら と思いました。
ベニアの壁が、ボルトの一部ののぞき形状や、
PCパネルの外形の通りに細かく加工されて丁寧に作ってある。
「さぞかし 大変だっただろな」 と思うのです。
柱の鉛筆のマーク「外」とか「もくネジの位置+」とか「階段の傾斜のライン線」とかも造ってくれた方の「大切な気持ち」として消さずにとっておきたいのです。
ほんとうにできるのか・・・から2年。
この家は ”家族” になりました。
私も、自分の家族が心地よい家を
皆さんのおかげさまで実現できました。
朝妻さんへのメール、コンペの思い出、建築家のみなさんの私たち家族への想い
実物にするための朝妻さんや大原さん、辻さん、みなさんの私たちへの想い
その暖かさをこの家には感じるのです。
みなさんの愛情を感じるのです。
感謝です。
本に書かれていたよういに、
一人一人の方とお話をしながら、考えながら造っていったからこそ、
私たち家族に「この家は家族、造っていただいた皆さんも家族」
という気持ちが心に宿るのだと思います。
これから、この家に家族の人生の思い出を重ねていきたい。
振り返ると、自分が育った家(今はもうありません)が、私の記憶のなかに
たくさんの思い出の映像が残っています。
大切な私の人生です。
この家にもこれから家族の大切な思い出をと願ってます。
昨晩、PCの壁に枝里子がいたずら書きをしたのを見つけました。
子供の机の脇です。
枝里子に「えりこ 10才」って書いて とお願いしました。
きっと子供が大きくなって、この家を巣立っていっても
落書きがえりこの10才のこの瞬間の人生の大切な思い出として
私の中に残るとおもうのです。
家は 家族。
”新しい家族”を大切に生み育てる気持ちの人の縁でゼロからできた。
プロセスが私たち家族の人生の大切な思い出になっている。
本を読んで改めて発見しました。
そのすばらしさを次の人たちに伝えるのがミッション。
そうですね。
人生って、家ってすばらい!! って多くの人に 感じてほしい。
朝妻さんの気持ちが伝わる本でした。
※是非是非 夏に 我が家にお越しください。
朝妻さん、田中さん、遠藤さんたち、大原さん、辻さん皆さんで
来ていただけると、とてもうれしいです。
家族みんなでお待ちしてます。
家族は この家が大好きです。
