July 30, 2013

この道20年。変わらない思い。再確認

家を建てたい人が最良のパートナーと
出逢えるお手伝いがしたい。

ただ、その思いだけでこの仕事を始めて
早いものでもうすぐ20年。

そもそも、なぜ始めたのか?

僕の家は祖父の代から建築屋をやっていた。
それも「躯体工事専門」という鉄筋コンクリートの建物の
骨組み、いわゆる「スケルトン」をつくるという特定の部分だけを請け負っていた。

産まれた時から何の疑いもなく
「大人になったら家の仕事をする」と思っていた。

実際にその通りに、大学に入ったと同時に
授業がないときは、いきなり現場に行かされた。

何も解らずに、誰に教わることもなく
全て独学で学び、技を盗み、仕事を覚えた。

その時から数えたら、この業界にもう30年以上いることになる。

うちの仕事のほとんどが「下請け仕事」
元請は街の工務店さん。

普段は木造の建築しかやっていない工務店さんが
何かの縁で鉄筋コンクリートの工事をやることになると
うちに仕事を頼んでくれた。

その課程で下請け業者ながらも
建て主や設計者と直接お会いすることも多くあった。

その中で、本来、この人に設計を頼むべきではなかったのではないか?

と、思えることが想像以上に多くあった。

設計者がまだ『先生』だった時代とは言え、
あまりにも建て主を無視した建築も多数ありました。

「なんか、おかしいなぁ〜...」と漠然と感じていた。

またその逆も然りで
設計者も本来の能力を発揮できず。

ということも目の当たりにしていました。

家づくりは一生のうちでそう何度もない一大事業

意識の共有、価値観の共有、
「あ〜、この人と逢えてよかった!」

頼む側、頼まれる側の双方がそう思える相手に出逢えていないのが
ほんとうに疑問で、ほんとうに悔しくて。

いつしか
「どこかに、いい出逢いが出来る場所があればいいのになぁ〜」と
漠然と考えるようになりました。

で、ないなら自分でつくっちゃえ!

と思い立ち、独立起業してしまいました。

そして、その思いは今もなんら変わりはなく。

その思いのみでお手伝いを続けています。

情報の質も量も始めたときとは雲泥の差です。

それでも、本質は一切変わっていないと実感しています。

そして、今後とも一切変わることはないと思っています。

ビジネスとしてどうのこうのなんて、

完成した家で見せて頂ける建て主のあの笑顔を見れば
理屈ではなくほんとうにこの仕事の楽しさを感じます。

「家づくりをとことん愉しむために
 面倒なことは私が受け持ちます。」

この思いは貫きたいと思います。

Posted by asazuma at July 30, 2013 11:24 AM